愛犬家のみなさん、こんにちは!
子犬の頃は甘噛みで済んでいたものが、成長するにつれて本気噛みに変わってしまい、悩んでいる飼い主さんもいるのではないでしょうか?
「遊びのつもりで噛んでくる」「興奮すると噛みつく」など、愛犬の噛み癖は、飼い主だけでなく、周囲の人や犬にとっても危険な行為です。
今回は、犬が噛む理由を理解し、適切なしつけで噛み癖を改善する方法を解説していきます。
年齢に合わせたトレーニング方法や注意点、問題行動への対処法などもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
犬が噛む理由
犬が噛む行動には、様々な理由が考えられます。
主な原因としては、以下のようなものがあります。
- 子犬の甘噛み:子犬は、歯の生え変わり時期に歯茎がかゆくなり、
おもちゃや人の手などを噛むことがあります。
また、周りのものを噛むことで、
物の形や硬さなどを学習しているという側面もあります。 - 遊びによる噛みつき:遊びに夢中になりすぎて、興奮状態になると、
つい噛みついてしまうことがあります。
特に、引っ張りっこなどの遊びをしている時に、
興奮して噛みつくことが多いようです。 - 恐怖や不安による噛みつき:恐怖や不安を感じた時に、
自分を守るために噛みつくことがあります。
知らない人や犬に近づかれた時や、
大きな音に驚いた時などに、
噛みつくことがあるでしょう。 - ストレスによる噛みつき:運動不足や環境の変化などによって、
ストレスが溜まると、噛みつくことがあります。
ストレスを感じている犬は、
イライラしやすく、
些細なことで噛みつく可能性があります。 - 支配性による噛みつき:飼い主に対して、
自分が優位に立とうとして噛みつくことがあります。
これは、飼い主との主従関係が
きちんと築けていないことが原因です。 - 病気やケガによる噛みつき:体に痛みや不快感がある時に、
それを表現するために噛みつくことがあります。
特に、触られるのを嫌がる場合は、
病気やケガの可能性があるので、
注意が必要です。
愛犬がなぜ噛むのか、その原因を理解することは、
適切な対処法を見つける上で非常に重要です。
愛犬の行動をよく観察し、
どのような時に噛むのかを把握しましょう。
噛み癖を直すためのしつけ
噛み癖を直すためには、
子犬の頃から適切なしつけを行うことが大切です。
年齢に合わせたしつけの方法と注意点を紹介します。
子犬の甘噛みのしつけ
子犬の甘噛みは、
成長と共に自然となくなることが多いですが、
放置すると噛み癖として定着してしまう可能性があります。
そのため、子犬の頃から
しっかりと しつけ を行うことが重要です。
- 「ダメ!」と制止する:甘噛みされたら、
大きな声で「ダメ!」と制止しましょう。
そして、噛まれた部分を優しく離し、
子犬を無視するか、
別の部屋に連れて行きましょう。
子犬は、噛むと
楽しい時間が中断されることを学習します。 - 代わりのものを与える:子犬が噛んできた時は、
すぐに代わりのものを与えましょう。
おもちゃやガムなどを与えることで、
「噛んでも良いもの」と
「噛んではいけないもの」を区別させましょう。 - 噛むことを促す遊びをしない:子犬と遊ぶ時は、
手を使ってじゃれ合ったり、
引っ張りっこをしたりする遊びは避けましょう。
これらの遊びは、
子犬の興奮を高め、
噛みつきを誘発する可能性があります。
代わりに、ボール投げや
「取ってこい」などの遊びをしましょう。
成犬の噛み癖のしつけ
成犬になってからの噛み癖は、
子犬の頃よりも直すのが難しい場合があります。
しかし、根気強くしつけを続けることで、
改善できる可能性は十分にあります。
成犬の噛み癖のしつけでは、
特に以下の点に注意しましょう。
- 原因を特定する:成犬が噛む場合は、
子犬の甘噛みとは異なり、
何らかの理由がある可能性が高いです。
恐怖、不安、ストレス、
支配性、病気など、
愛犬がなぜ噛むのかを
しっかりと見極めることが重要です。 - 毅然とした態度で接する:成犬に対しては、
子犬の時よりも毅然とした態度で接する必要があります。
甘やかしたり、
中途半端な態度を取ったりすると、
主従関係が崩れ、
噛み癖が悪化する可能性があります。
愛犬に「リーダーは飼い主である」と
認識させることが重要です。 - positive reinforcement を活用する:噛まない行動をしたら、
褒めてあげたり、
おやつを与えたりして、
良い行動を強化しましょう。
叱るよりも褒めることを重視することで、
愛犬のモチベーションを高め、
しつけの効果を高めることができます。 - プロの力を借りる:もしも、
自分だけで噛み癖を直すのが難しい場合は、
獣医師やドッグトレーナーに相談してみましょう。
専門家のアドバイスを受けることで、
愛犬に合った
効果的なしつけ方法を見つけることができます。
問題行動への対処法
噛み癖以外にも、
愛犬が以下のような問題行動を起こす場合は、
早めに対応することが重要です。
- 家具や物を破壊する:ストレスや
エネルギー発散不足が原因として考えられます。
十分な運動と遊びの時間を確保し、
ストレスを解消してあげましょう。
また、破壊行動を
防ぐためには、
愛犬の届かない場所に物を置いたり、
クレートトレーニングを行うのも効果的です。 - 過剰に吠える:要求吠え、
警戒吠え、
恐怖吠えなど、
吠える原因は様々です。
吠える原因を特定し、
適切な対処法を行うことが重要です。
必要に応じて、
獣医師やドッグトレーナーに相談してみましょう。 - トイレを覚えない:トイレトレーニングの方法が
間違っているか、
愛犬に
合っていない可能性があります。
トイレトレーニングの基本を
再度確認し、
愛犬のペースに合わせて
トレーニングを進めていきましょう。
また、病気の可能性も考えられるので、
一度獣医師に相談するのも良いでしょう。
まとめ
愛犬の噛み癖は、
飼い主の適切なしつけと
トレーニングによって改善することができます。
愛犬がなぜ噛むのかを理解し、
年齢に合わせた適切な方法で
しつけを行いましょう。
また、根気強く、
一貫してしつけを続けることが重要です。
愛犬との信頼関係を築きながら、
噛み癖のない、
より良い関係を目指しましょう。
このブログの著者

DAIYUU
写真で想いを繋ぐフォトグラファー
写真とワンちゃんが大好きなDAIYUUです!アジア最大級のフォトコンペ「AsiaWPA」のペット・アニマル部門で、なんと世界2位をいただきました!石川県能美市で「A4 PHOTO LIFE」というキッズフォトスタジオを営む傍ら、超大型犬のグレートデン2匹と賑やかに暮らしています。子供たちの無邪気な笑顔や、ワンちゃんたちの生き生きとした表情を写真に残すことが、私の生きがいです。このサイトのブログでは、愛犬との暮らしのヒントや、写真の楽しさをお伝えできればと思っています。
撮影のご依頼は以下サイトよりお気軽にご相談くださいませ。
住所:石川県能美市粟生町中72番地
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