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愛犬の健康を支える水:知っておきたい重要性と適切な与え方

愛犬家のみなさん、こんにちは!

私たちにとって、愛犬はかけがえのない家族の一員。
彼らの健康を守るためには、毎日の食事や運動はもちろんのこと、「水」にも気を配ることが大切です。

「え?水なんて、毎日当たり前のようにあげているけど…?」

そう思われた方もいるかもしれません。
しかし、水は愛犬の体にとって、想像以上に重要な役割を担っているのです。

今回は、愛犬の健康を支える「水」について、その重要性から適切な与え方、水選びのポイントまで、より深く掘り下げて解説していきます。
愛犬がいつまでも元気でいてくれるように、一緒に「水」について学んでいきましょう。

愛犬の体と水:切っても切れない関係

人間の体は約60%が水分でできていると言われていますが、実は犬の体も約60~70%が水分で構成されています。
このことからも分かるように、水は愛犬の生命維持に欠かせないものなのです。

では、具体的に水は愛犬の体の中でどんな働きをしているのでしょうか?

  • 体温調節:暑い夏の日、愛犬がハァハァと息を切らしているのを見たことはありませんか?これは「パンティング」と呼ばれる呼吸法で、体内の熱を放出し、体温を調節しています。このパンティングに、水は大きく関わっているのです。
  • 栄養の運搬:食事から摂取した栄養素は、血液によって体中に運ばれます。この血液の主成分は水。つまり、水は栄養を体の隅々まで届けるための重要な役割を担っているのです。
  • 老廃物の排出:体内で発生した老廃物は、尿として体外に排出されます。この尿の生成にも、水は必要不可欠です。
  • 消化吸収の促進:食べたものを消化・吸収するためにも、水は重要な役割を果たしています。水分が不足すると、消化不良を起こしやすくなることも。
  • 血液の循環:血液は、酸素や栄養を全身に運び、老廃物を回収する役割を担っています。この血液循環をスムーズに行うためにも、水は欠かせません。

このように、水は愛犬の体内で様々な働きをしており、健康を維持するために非常に重要な役割を担っているのです。

愛犬の水分不足を見逃さないで!

愛犬が十分に水分を摂取できていないと、脱水症状を引き起こし、様々な健康問題につながる可能性があります。
愛犬の些細な変化も見逃さないように、日頃から注意深く観察することが大切です。

水分不足のサイン

  • 元気がなく、いつもより静か
  • 食欲不振
  • いつも以上に水を欲しがる
  • 口の中が乾燥している
  • 目がくぼんでいる
  • 皮膚の弾力がなく、つまんで戻りが遅い
  • 尿の量が減り、色が濃くなる
  • パンティング(あえぎ呼吸)が増える

これらの症状が見られる場合は、すぐに新鮮な水を用意して与え、様子を見てください。
症状が改善しない場合は、早めに動物病院を受診しましょう。

愛犬が喜んで水を飲むには?

「うちの子、あまり水を飲んでくれないのよね…」

そんな悩みをお持ちの飼い主さんもいるのではないでしょうか?
愛犬が水をたくさん飲んでくれるように、ちょっとした工夫をしてみましょう。

  • 常に新鮮な水を用意する:水は、時間が経つと雑菌が繁殖しやすくなります。愛犬がいつでも新鮮な水を飲めるように、こまめに水を交換してあげましょう。特に夏場は、水が腐りやすいので注意が必要です。
  • 水飲み場を複数設置する:家の中に、複数の水飲み場を設置してみましょう。愛犬が好きな場所で水を飲めるようになると、自然と水分摂取量も増えるかもしれません。
  • 水飲み容器の種類を変えてみる:食器タイプ、給水ボトルタイプ、循環式など、水飲み容器には様々な種類があります。愛犬の好みに合わせて、色々な容器を試してみましょう。素材も、陶器、ステンレス、プラスチックなど、様々なものがあります。
  • フードに水を加えてみる:ドライフードに少し水を加えて、ふやかしてから与えてみましょう。フードから水分を摂取することができます。
  • おやつに水分を含んだものを与える:水分を多く含む果物や野菜などを、おやつとして与えてみましょう。ただし、犬に与えてはいけない食べ物もあるので、事前に確認が必要です。スイカやキュウリなどは、水分補給に最適です。
  • 水遊びを取り入れる:夏場など、暑い時期には水遊びを取り入れてみましょう。水遊びは、愛犬のストレス解消にも効果的です。ただし、愛犬が水を怖がる場合は、無理強いは禁物です。

愛犬が喜んで水を飲んでくれるように、色々な方法を試してみてくださいね。

水選びにもこだわって

一般的に、水道水でも犬に与えても問題ありません。
しかし、地域によっては水道水の硬度が高く、愛犬にとって飲みづらい場合もあるようです。
気になる場合は、浄水器を通した水やミネラルウォーターを与えるのも良いでしょう。

また、硬度が低い軟水の方が、犬にとって飲みやすいと言われています。
市販のミネラルウォーターを購入する際は、軟水を選ぶようにしましょう。

さいごに

今回は、愛犬の健康を支える「水」について、詳しく解説しました。
水は、愛犬の生命維持に欠かせないだけでなく、健康を保つためにも非常に重要な役割を担っています。

日頃から愛犬の水分摂取量に気を配り、

  • 新鮮な水を十分に与えること
  • 水分不足のサインを見逃さないこと
  • 水をたくさん飲んでもらうための工夫をすること
  • 水選びにもこだわること

を心がけましょう。

愛犬がいつまでも健康で、笑顔で過ごせるように、一緒に「水」の大切さを考えていきましょう!

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DAIYUU
写真で想いを繋ぐフォトグラファー

写真とワンちゃんが大好きなDAIYUUです!アジア最大級のフォトコンペ「AsiaWPA」のペット・アニマル部門で、なんと世界2位をいただきました!石川県能美市で「A4 PHOTO LIFE」というキッズフォトスタジオを営む傍ら、超大型犬のグレートデン2匹と賑やかに暮らしています。子供たちの無邪気な笑顔や、ワンちゃんたちの生き生きとした表情を写真に残すことが、私の生きがいです。このサイトのブログでは、愛犬との暮らしのヒントや、写真の楽しさをお伝えできればと思っています。

住所:石川県能美市粟生町中72番地

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